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個人開発サービスを掲載できるサイトの選び方|国内・海外の使い分け

Practical guide for makers
集客·2026年8月17日

個人開発サービスを掲載できるサイトの選び方|国内・海外の使い分け

掲載先を数で選ばず、ユーザー層・ページの残り方・発見導線から選ぶための実践ガイドです。

Key point掲載先は多いほど良いわけではありません。誰に見つけてほしいかと、そのページが掲載後も働き続けるかで選びます。

個人開発サービスを掲載できるサイトの選び方|国内・海外の使い分け

個人開発サービスを公開した後、「どこに掲載すればいいのか」で迷う人は多いと思います。

結論から言うと、掲載サイトは数で選ばない方がいいです。10サイトに同じ説明文を貼るより、ユーザーがいる3サイトでページをきちんと作り、画像や説明を更新する方が長く効きます。

Circlinkaでは、掲載先を次の5つの軸で見ることをおすすめします。

1. その場所に対象ユーザーがいるか

最も重要なのはアクセス数ではなく、誰が見ているかです。

例えば個人開発者向けのツールなら、一般向けの巨大メディアより、TsukuttaやSolomakerのように開発者が集まる場所の方が初期ユーザーへ届く可能性があります。

逆に、BASEショップ向けの在庫管理サービスなら、個人開発者コミュニティだけで集客を完結させるのは難しいでしょう。ショップ運営者が検索するテーマや、EC運営のコミュニティにも出ていく必要があります。

「掲載できるか」ではなく「欲しいユーザーがそこにいるか」で判断します。

2. 固定されたプロダクトページが残るか

SNS投稿は速く届く一方、数日後には流れていきます。

サービスディレクトリの強みは、プロダクトごとのページが残り続けることです。

見るべきポイントは、

  • プロダクト名で固有ページが作られるか
  • 説明文を十分に書けるか
  • 公式サイトへ移動できるか
  • 画像やスクリーンショットを載せられるか
  • 後から情報を更新できるか

です。

固定ページがあると、SNSで紹介するときにも「詳しくはここ」と渡せる資産になります。

3. 一覧以外の発見導線があるか

登録プロダクトが増えると、新着一覧に載るだけではすぐ埋もれます。

そのため、カテゴリ、検索、ランキング、関連記事、AI検索、開発者ページなど、別の入口があるかも見ます。

Tsukuttaはアプリ検索やAI検索、開発者との接点を持っています。Solomakerはプロダクトだけでなく記事や開発秘話までつながっています。Tamagoはカテゴリから日本のプロダクトを探せます。

Circlinkaも、単なる新着一覧ではなく「プロダクトを探す」「読みもの」「相互掲載」を接続し、一つのプロダクトに複数の発見経路を作る方向へ寄せています。

4. 国内向けか、海外向けか

日本語だけで提供しているサービスなら、国内の個人開発コミュニティや日本の検索流入を優先した方が自然です。

一方、英語で利用でき、国を問わない課題を解くサービスならProduct Huntも候補になります。Product Huntはメーカーやアーリーアダプターが新しいプロダクトを発見するグローバルコミュニティで、通常のローンチは無料です。

国内と海外は同じ説明文を翻訳するだけでは不十分です。誰が使うか、競合として何と比較されるか、何を珍しいと感じるかが違うため、タグラインや画像も変えます。

5. 掲載後に育てられるか

掲載サイトを選ぶときに、公開当日のPVだけを見ないでください。

長く効くページには、更新できる理由があります。

  • 新機能を追加した
  • 料金を変更した
  • スクリーンショットを改善した
  • 新しいユーザー事例ができた
  • 開発ストーリーを書いた
  • 外部記事からリンクされた

こうした変化をページへ戻せる場所ほど、掲載価値が積み上がります。

主要な掲載先をどう使い分けるか

Circlinka

向いているのは、個人開発、小規模SaaS、AIツールなど「まだ知られていないが、誰かの課題を明確に解いているプロダクト」です。

Circlinkaでは今後、プロダクトページだけでなく、読みもの、比較、成長アイデア、相互掲載からも公式サイトへ流入を作ることを目指します。

Tsukutta

個人開発アプリやWebサービスと相性がよく、公式Xでの紹介、AI検索、開発者ページなど複数の発見経路があります。特にアプリ系は優先度が高い掲載先です。

Solomaker

プロダクトを出すだけでなく、開発秘話や技術・運営の記事も発信したい人に向いています。開発者コミュニティとの接点を作りたい場合に使いやすい場所です。

Tamago

日本のユーザーが「まだ知られていないプロダクト」をカテゴリから探すカタログです。説明が短くても用途が伝わるプロダクトは一覧で見つけてもらいやすくなります。

Product Hunt

英語圏へ届けたい新しいテックプロダクト向けです。ローンチ当日だけでなく、コメントやフィードバックを得て、その後の改善につなげる前提で使う方が価値があります。

プロダクトによって正解は変わる

Circlinkaに掲載されている実例で考えると分かりやすくなります。

RankDockの場合

RankDockは「個人開発者向け」「日本App Store」「キーワード順位記録」と対象がかなり明確です。

そのため、個人開発者がいるCirclinka、Tsukutta、Solomakerとの相性が良い一方、一般向けメディアへ大量掲載してもユーザー密度は上がりにくいと考えられます。

ZaikoCountの場合

ZaikoCountはBASEショップとイベント・委託販売などの実在庫をまとめて扱うサービスです。

これは開発者向けディレクトリだけでなく、「BASE 在庫管理」「イベント販売 在庫」「委託販売 在庫管理」のような課題検索から見つけてもらう方が重要です。

掲載サイトは発見経路の一つとして使い、検索記事やショップ運営者向けコンテンツへ広げるべきタイプです。

OpenFilingの場合

OpenFilingは日本上場企業の財務・開示データをMCP/APIやAIから扱えます。

国内の金融・AI開発者だけでなく、英語で説明を整えれば海外のAIエージェント開発者にも伝わる可能性があります。国内ディレクトリとグローバルなテックコミュニティを分けて試す価値があるタイプです。

掲載前に最低限そろえる情報

どのサイトへ出す場合でも、次の情報は先に作っておくと使い回せます。

  • 30〜60文字程度の一言説明
  • 誰向けか
  • どんな場面で使うか
  • 利用前後で何が変わるか
  • 公式サイトの代表スクリーンショット
  • ロゴ
  • 料金または無料で試せる範囲
  • 開発者・運営者の情報
  • 更新履歴

同じ文章をすべてのサイトへ貼るのではなく、この素材から掲載先に合わせて組み替えます。

Circlinkaの考え方

Circlinka自身も「掲載件数を増やせば価値が出る」とは考えていません。

重要なのは、一つのプロダクトについて第三者が理解できる情報を増やし、検索、記事、カテゴリ、関連サービス、相互掲載など複数の入口から見つけてもらえる状態にすることです。

掲載先を探すときは、「どこに登録できるか」ではなく「このページが半年後も自分のプロダクトを説明してくれるか」で選んでみてください。