Webサービスを無料で宣伝する方法10選|個人開発向け
Webサービスを無料で宣伝する方法10選|個人開発向け
広告費をかける前に試したい10の集客チャネルを、国内の個人開発サービスとCirclinkaの視点から整理します。
Webサービスを無料で宣伝する方法10選|個人開発向け
Webサービスを公開しても、待っているだけで人が来ることはほとんどありません。特に個人開発や小規模SaaSでは、プロダクトそのものより先に「そもそも存在を知られていない」という壁に当たりやすくなります。
そこで最初に考えたいのが、広告費を使う前に作れる無料の発見経路です。
Circlinkaでは国内外の小さなプロダクトを見ていますが、重要なのは10個の施策を全部やることではありません。自分のサービスに合う2〜3個を選び、説明・画像・投稿内容を変えながら反応を見ることです。
1. Circlinkaにプロダクトを掲載する
Circlinkaは、小さなWebサービスやアプリを「探す」場所としてプロダクトページを作っています。
単に名前とURLを並べるのではなく、公式サイトのビジュアル、何をするサービスなのか、誰に向いているのかを整理し、今後は読みものや成長アイデアからもプロダクトへ送客していきます。
掲載したら終わりではなく、説明やビジュアルを更新しながら「第三者から見たときに何が魅力か」を育てる場所として使うのが理想です。
2. Tsukuttaに登録する
Tsukuttaは個人開発者向けのアプリ共有プラットフォームです。登録したアプリを検索・発見できるだけでなく、公式Xでの紹介やAI検索、開発者とのやり取りにつながる設計になっています。
特にiOS、Android、Webアプリなど、個人開発色が強いプロダクトとは相性がいい掲載先です。
3. Solomakerでプロダクトと開発ストーリーを出す
Solomakerはプロダクト投稿だけでなく、開発記事や開発秘話も一緒に蓄積できる個人開発コミュニティです。
「何を作ったか」だけでなく、「なぜ作ったか」「どこで苦労したか」まで公開すると、同じ課題を持つ開発者や初期ユーザーとの接点を作りやすくなります。
4. Tamagoに掲載する
Tamagoは、まだ広く知られていないプロダクトをカテゴリから探せる日本のプロダクトカタログです。掲載申請は無料で、AIツール、業務効率化、ライフスタイルなどカテゴリ別に発見されます。
一般的な検索ではまだ指名検索がないサービスほど、こうした「何か新しいものを探している人」がいる場所に置く意味があります。
5. Product Huntで海外の初期ユーザーに届ける
英語対応できるサービスならProduct Huntも候補です。Product Huntは新しいプロダクトを世界のユーザーへ紹介するコミュニティで、通常のローンチは無料です。
ただし、掲載するだけで伸びるわけではありません。英語のタグライン、画像、最初のコメント、誰のどんな課題を解くのかまで事前に整えてから出した方が、フィードバックを得やすくなります。
6. Xで「作りました」以外を発信する
Xではローンチ投稿を1回して終わらせないことが重要です。
例えば同じサービスでも、投稿の切り口は複数作れます。
- 作ろうと思ったきっかけ
- 実際に困っていたこと
- Before / After
- 開発中に失敗したこと
- 利用画面の短い動画
- ユーザーから届いた使い方
プロダクトそのものではなく、ユーザーが抱えている問題を入口にすると投稿の寿命を伸ばせます。
7. Threadsで開発背景や利用シーンを短く連載する
Threadsは一発の告知より、開発の背景や日々の改善を短い文章で継続的に出す使い方が向いています。
「新機能を追加しました」だけではなく、「なぜこの機能が必要だったのか」「どんな人のどんな場面を楽にしたいのか」まで書くと、プロダクトを知らない人にも読める投稿になります。
8. noteで開発ストーリーを書く
検索されるテーマや、サービスを作った背景を長く説明したいならnoteも使えます。
開発者自身の一次情報は、他の人が簡単にコピーできないコンテンツです。機能紹介だけでなく、課題を見つけた経緯、最初のユーザー、価格を決めた理由、失敗した施策などを書くと、プロダクトへの理解が深まります。
9. Zennで技術的な学びを公開する
エンジニア向けサービスやAIツールなら、Zennで「どう作ったか」を公開するのも有効です。
サービスの宣伝を記事の中心にするのではなく、実装で得た知見を読者に渡し、その実例として自分のサービスを紹介します。技術記事として役立つほど、結果的にプロダクト名を知る人も増えます。
10. 相性のいいサービスと相互に紹介する
無料集客で見落とされやすいのが、別のサービスがすでに持っているユーザーとの接点です。
同じ競合ではなく、前後の課題を解いているサービスと組みます。
例えば、アプリ開発者向けASOツールならアプリ公開支援サービス、ネットショップ向け在庫管理なら販売・発送支援サービスなど、ユーザーの行動が連続する組み合わせほど自然です。
これはCirclinkaが特に増やしたいDistributionの形でもあります。
日本のプロダクトを見ると「何を言うか」の重要性が分かる
無料チャネルを増やす前に、サービスを一言で説明できるか確認してください。
Circlinkaに掲載している日本のプロダクトを見ると、特徴が明確なものは説明だけでも利用場面を想像できます。
- RankDock:個人開発者向けのApp Storeキーワード順位トラッカー
- ZaikoCount:BASEショップとイベント・委託販売などの実在庫をまとめる小さなお店向け在庫管理
- OpenFiling:日本の上場企業の財務・開示データをAIやMCP/APIから扱えるサービス
このレベルまで「誰が、何のために使うか」が絞れていると、掲載サイトでもSNSでも記事でも訴求を変換しやすくなります。
Circlinka Growth Note:掲載はゴールではない
Circlinkaが今後重視したいのは、プロダクトをリストへ追加すること自体ではありません。
掲載後に、
- 公式サイトのビジュアルで興味を持ってもらう
- 一言で用途を理解できるようにする
- 関連する読みものからプロダクトへつなぐ
- 類似・周辺サービスとの比較や発見経路を作る
- 「もっと伸ばすなら?」という仮説をCirclinka側から出す
ところまで含めて、発見される理由を増やしていきます。
無料で宣伝する方法を探すと、つい「投稿できる場所のリスト」を集めたくなります。しかし本当に必要なのは、1回の投稿ではなく、プロダクトが何度も発見される状態です。
最初は2〜3チャネルで十分です。掲載ページ、SNS投稿、開発記事のそれぞれに別の入口を作り、どこから公式サイトへ人が動いたかをUTMなどで確認してください。反応が出た入口を残し、弱い入口は説明や画像から直していく方が、広告費を使う前の学習量は大きくなります。